光の妖精と、水の妖精はとても仲良しでした。

光の妖精は、神様からこの世で一番早く飛ぶ事を許されていました。水の妖精は、神様から、いろんな形に変身出来る能力を与えられました。雪になったり、氷になったり、お湯になったり、蒸気になったり出来ました。

ある時、光の妖精と、水の妖精が話しました。

「僕達で、大空に絵を描いてみないか?」

二人は、大空の中で激しくぶつかり合って沢山の光を放ちました。

すると大空に七色の虹が天から地に向けて輝きました。

二人は、それを見てとても満足しました。

何故かと言うと、普段二人は、在っても無いように扱われ、必要であっても皆気がつかなかったからです。

他の妖精達も喜んで、皆虹を使って天から地に行き来したそうです。


今井英人の物語集

人生で辛い時にフッと心に浮かんだ物語です。

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