流れ星

星の妖精は、夜空から地上を眺めているのが日常です。ある日の事、地上で幼い子供が皆に虐められているのを見ました。星の妖精の一人が言いました。

「僕が彼女を助けてくる。」

しかし皆は言いました。

「駄目だ。君が、地上に降りると君は消えてしまうんだ。」

でもその妖精は、

「僕が消えてもいいからあの子を助ける」と言って地上に降りて行ってしまいました。

その時です、夜空に光が走りました。

それは流れ星でした。

その妖精は、命を懸けて、少女を助けました。

だから、地上では流れ星が流れると願い事をするのです。

今井英人の物語集

人生で辛い時にフッと心に浮かんだ物語です。

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